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KUMIHIMO Tech Camp with Murata 2023～最優秀賞・優秀賞・敢闘賞が決定～

2024/05/08

株式会社村田製作所
代表取締役社長　中島規巨

株式会社村田製作所（以下、「当社」）は、当社のハードウェアを使用したアイデアを広く募集し、共にカタチにしていく事業共創プロジェクト「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」（以下、「当プロジェクト」）において、最優秀賞1社・優秀賞2社・敢闘賞3社を決定しました。

■最優秀賞

・株式会社 Xenoma

応募アイデア：	心音計測「e-skin」：普段着のような着心地でヘルスケアデータを計測できる衣服型デバイス日本の医科診療費の20%近くを占める循環器疾患は、早期発見が非常に重要です。村田製作所の「音響センサ(開発品)」を用いて家庭で簡便に心音を計測し、心電図などの情報を組み合わせてAI解析をすることで循環器疾患の早期発見につながる心音計測「e-skin」を開発します。
会社概要：	Xenomaは、医療・ヘルスケア分野における衣服型デバイス等の製造販売及びサービスの提供をする会社です。

応募アイデア：

心音計測「e-skin」
：普段着のような着心地でヘルスケアデータを計測できる衣服型デバイス

日本の医科診療費の20%近くを占める循環器疾患は、早期発見が非常に重要です。村田製作所の「音響センサ(開発品)」を用いて家庭で簡便に心音を計測し、心電図などの情報を組み合わせてAI解析をすることで循環器疾患の早期発見につながる心音計測「e-skin」を開発します。

会社概要：

Xenomaは、医療・ヘルスケア分野における衣服型デバイス等の製造販売及びサービスの提供をする会社です。

■優秀賞

・株式会社オンテロープ

応募アイデア：	「音が目でわかるプロダクトと無意識の認知拡張」：音を視覚刺激に変換することで直感的に音を理解できるようにするシステム、及び無意識的動作を視覚刺激で表現するシステム私たちの脳は、生まれた時から様々なことを吸収し、無意識的に適切な行動を行うようになります。実は、脳が持っている環境や刺激に応じることができる可塑性は、大人になっても十分に発揮されることがわかっています。「音が目でわかるプロダクト」は、音を視覚刺激に変換することで直感的に音を理解できるようにするだけでなく、村田製作所の「圧電フィルムセンサ(Picoleaf™)」で生体情報を読み取り、無意識的に行っている動作に関しても視覚刺激で表現することを目指します。
会社概要：	オンテロープは、聴覚障碍者向けの「音が目でわかるプロダクト」を開発しています。プロダクトづくりだけではなく、「相互探求の文化づくり」と両輪で社会実装を行います。

応募アイデア：

「音が目でわかるプロダクトと無意識の認知拡張」
：音を視覚刺激に変換することで直感的に音を理解できるようにするシステム、及び無意識的動作を視覚刺激で表現するシステム

私たちの脳は、生まれた時から様々なことを吸収し、無意識的に適切な行動を行うようになります。実は、脳が持っている環境や刺激に応じることができる可塑性は、大人になっても十分に発揮されることがわかっています。「音が目でわかるプロダクト」は、音を視覚刺激に変換することで直感的に音を理解できるようにするだけでなく、村田製作所の「圧電フィルムセンサ(Picoleaf™)」で生体情報を読み取り、無意識的に行っている動作に関しても視覚刺激で表現することを目指します。

会社概要：

オンテロープは、聴覚障碍者向けの「音が目でわかるプロダクト」を開発しています。プロダクトづくりだけではなく、「相互探求の文化づくり」と両輪で社会実装を行います。

・Biodata Bank株式会社

応募アイデア：	「AMRセンサ(磁気スイッチ)を使用した熱中対策ウォッチの品質と使いやすさの両立」：暑熱リスクを検知したときに振動・音・光などでお知らせする使い切りウェアラブルデバイス村田製作所の「AMRセンサ(磁気スイッチ)」を用いて、「熱中対策ウォッチ」の品質と使いやすさの両立を低コストで実現します。従来はお客さまがウェアラブルデバイスのボタンを押すことで起動していましたが、磁石が離れたことを検知して起動させることで、デバイスを取り出す、テープを剥がす等の自然な動作のなかでデバイスの起動が可能になります。また、ボタン部からの異物混入を防ぐことで、耐久性が向上します。製造工場での最終品検査工程を簡単にすることで高品質を低コストで実現します。
会社概要：	Biodata Bankは2018年に設立し、“全世界から熱中症をゼロにする”をミッションとして、深部温度測定技術を軸に使いやすいウェアラブルデバイスソリューションを提供する会社です。

応募アイデア：

「AMRセンサ(磁気スイッチ)を使用した熱中対策ウォッチの品質と使いやすさの両立」
：暑熱リスクを検知したときに振動・音・光などでお知らせする使い切りウェアラブルデバイス

村田製作所の「AMRセンサ(磁気スイッチ)」を用いて、「熱中対策ウォッチ」の品質と使いやすさの両立を低コストで実現します。従来はお客さまがウェアラブルデバイスのボタンを押すことで起動していましたが、磁石が離れたことを検知して起動させることで、デバイスを取り出す、テープを剥がす等の自然な動作のなかでデバイスの起動が可能になります。また、ボタン部からの異物混入を防ぐことで、耐久性が向上します。製造工場での最終品検査工程を簡単にすることで高品質を低コストで実現します。

会社概要：

Biodata Bankは2018年に設立し、“全世界から熱中症をゼロにする”をミッションとして、深部温度測定技術を軸に使いやすいウェアラブルデバイスソリューションを提供する会社です。

■敢闘賞

・一般社団法人スポーツ能力発見協会「企業・従業員向け一次予防促進サービス」
・株式会社JOYCLE 「ごみを運ばず、燃やさず、資源化を行う分散型アップサイクルインフラサービス」
・AZAPA株式会社「RFIDを利用したバッテリ交換式EV用バッテリの機能開発」

その他採択企業、結果詳細については以下をご覧ください。
https://solution.murata.com/ja-jp/collaboration/kumihimo-tech-camp/result-2023/

■審査委員総評

当社取締役専務執行役員岩坪浩は次のように述べています。

「2022年度から本格的にスタートした当プロジェクトですが、2回目となる今回は、前回を上回るご応募を頂き、よりバラエティに富んだアイデアが数多く寄せられましたことを嬉しく思います。近年、ハードウェアへの投資は時間や資金調達の面で難易度が高まっています。信頼性・品質に優れたハードウェアを提供し、スタートアップの皆さまと共創することで、『KUMIHIMOが転機になった』と言っていただけるような未来を実現したいと考えています。そのために、当プロジェクトは今後も継続して取り組んでまいります。さらに、2024年度では‶海外版KUMIHIMO Tech Camp with Murata“の開催を検討しています。今後もKUMIHIMOの展開にご期待ください。」

■KUMIHIMO Tech Camp with Murata について

「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」は、一般向けに販売していない当社の電子部品（センサ・通信モジュールなど）をスタートアップや大学に提供することで、従来は困難だったアイデアの実現を目指すプロジェクトです。試作品の製作サポートや、ビジネス化に向けた様々な支援を行うことで、市場ニーズに応える新サービス・新ソリューションの開発に共同で取り組みます。

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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